栄養相談会に参加してきました
保健所で行われている栄養相談会に参加してきました。
離乳食開始前にも1回参加しているので今回は2回目の参加になります。
備忘録もかねて内容を記録していきたいと思います。
なお、指導してくださった栄養士さんに基づく内容なので、必ずしもそれが正解!というわけではないと思いますので悪しからず。
栄養相談会とは
※ 私が参加した会の正式名称は別にありますが、住んでいる地域の特定を防止するため、本記事の中では「栄養相談会」と表現させていただきます。
離乳食から幼児食の子供がいるお母さんを対象に、月齢ごとに別れて食事に関する疑問や悩みなどを少人数のグループで栄養士さんに相談する会です。
参加時に息子は6ヶ月でしたので離乳食初期のグループに割り振られました。
今回は3名の参加者+栄養士さんといったグループでした。
ただ相談するだけではなく、実際に食品をみながら調理法やレシピ、サイズの目安なども教えてくれるので実生活に直結する指導が受けられます。
栄養相談会の内容
参加した会では、会の初めに簡単な自己紹介(名前と月齢程度)とともに離乳食の進み具合と悩みや疑問を話しました。
以下、箇条書きになりますが、会の内容を書いていきます。
10倍がゆについて
最初は潰してペースト状だが、慣れてきたら粒が残った状態であげてみる。
食べ始めのご機嫌なタイミングで試すと良い。
出汁について
昆布や鰹などから出汁を取るのは7ヶ月以降でよい。
白身魚の茹で汁や野菜の茹で汁も出汁になるのでそれを使っておけば良い。
市販の離乳食用の出汁は買いすぎると使いきれなくなってしまうので、大人用の無添加のものを使ってもOK。
(顆粒でもパックでも。)
2回食の開始時期について
書籍によっては離乳食開始から1ヶ月経ったら、と書かれているものもあるが、7ヶ月になって開始すれば良い。
初期の初期は離乳食からの栄養はほぼないので、食べる練習やアレルギーチェックのつもりで進められれば良い。
2回食や中期からも野菜などの茹でる硬さは初期と一緒で食材の粗さで調整を行う。
たんぱく質をすすめる順序について(初期)
豆腐→魚→卵の順がおすすめ。
豆腐は絹の方が柔らかいので潰しやすいが、木綿がダメというわけではない。
1歳までは加熱して与えること。
魚は鯛などの白身魚やしらすからスタート。赤身魚は中期以降。フリーズドライのものもある。
鯛は刺身なら骨の心配もないし、切られているので調理が楽。
しらすは内臓が含まれるので、ニオイ的にNGな人も。
魚は繊維があるので裏ごしが難しく感じるかも。とろみをつけたり、おかゆやいもと混ぜると食べやすい。
たまごはしっかり20分茹でて、卵黄の中心部分を耳かき1さじていどから始める。
ボソボソしていて食べづらいので最初はお粥などに混ぜると良い。
白身がアレルゲンなので最初は黄身が白身につかないように注意する。
茹でた後、時間が経つと黄身の白身と接している部分からアレルゲンが浸透するので速やかに調理するのが望ましい。
初期ではお肉は食べませんが、最初に食べるお肉は鶏のひき肉がおすすめとのこと。
ひき肉は火を通すと固まってしまうが、加熱前に水を加えるとボロボロになる。
鶏のひき肉はささみでもムネ肉でもよい。
アレルギーについて
食材を食べた時に
皮膚にプツプツが現れたら・・・様子見。とりあえず食べるのはやめて次に小児科に行く時に相談をする。
蕁麻疹が出たら・・・小児科へ
アナフィラキシーを起こしたら・・・救急車を呼ぶ。
プツプツが出た段階でも気になるようであれば小児科へ。
何かあったことを考えると初めての食材は小児科のやっている時間帯に試したいですね。
フルーツについて
中期以降で良い。
あげすぎると甘みに慣れて野菜の食べが悪くなる場合も。
発熱時に水分が取れない場合に与えるのも良い。
フルーツは大人が生で食べるものでも加熱すると柔らかくなって食べやすくなる。
中期以降の加熱は殺菌的な要素というより、食べ応えをよくする役割の方が強い。
栄養相談会の参加者について
グループで参加している人は少なく、個人で参加されている人が多い印象でした。
ママ友グループが出来上がってて一人で参加したら浮かないかな・・・といった心配はご無用です。
周りももちろん赤ちゃん連ればかりなので泣いてしまっらどうしよう、、や、おむつ替えできる場所はあるかな、、など、お出かけの難易度をあげるポイントも解消されているので、お出かけ先の選択肢の1つとして栄養相談会もチョイスするのもいいかと思います。